奉仕活動委員会

 ロータリー活動の骨子は「親睦と奉仕」であり、奉仕活動はクラブの活動の大きな柱です。
ロータリーの奉仕は、「単なる精神状態の問題ではなくて、実践を伴う行動の哲学」であると
言えます。
 川西猪名川ロータリークラブでは15年間「川西市・猪名川町中学生書道展」を主催してきま
した。また「小学生理科実験授業」を7年間、さらに「みんなの音楽会」を実施してきました。
 今年度もこれらの事業を発展展開して行きたいものと考えています。RIの方針により職業
奉仕が姿を消しましたが、その理念は生きています。

本年度2680地区における社会奉仕は、職業奉仕、社会奉仕活動を合体し、特に、地域社会の
真の関心事項に取り組むことに力を注ぐよう奨励されています。そのため
1)得られる限りの情報をすべて使って地域社会の真のニーズをみつける、
2)ニーズを見極めたら、そのニーズに効果的に対処できるプロジェクトを計画・遂行する、
3)プロジェクト遂行に当たっては、クラブの専門的知識と技術、地区委員会、国際ロータ
リー委員会または実行グループ、国際ロータリーと財団からの数々の援助や補助金などの
ロータリーの人的・物的資源を活用すること、
4)地域社会ぐるみでプロジェクトの目標を支援し、できれば、プロジェクトの実施に地域
社会の人々を加えること、
が掲げられています。


社会奉仕小委員会
 

 本年度はこれまでに培われた経験と実績を踏まえて以下の社会奉仕活動を行う所存です。
1)15年間継続してきた中学生書道展の開催方法等について、クラブにおける執行体制を
勘案しつつ、川西市、猪名川町との話し合いを進め調整を行う。
2)川西市・猪名川町地域のニーズを調査し、クラブロータリアンが有する専門的知識と
技術、および地区補助金を活用できるプロジェクトを企画・立案する。
本年度はそのプロジェクト実現のために、クラブファーストで試行する。
3)猪名川町(桜祭り)の協賛・参加
4)川西市・猪名川町の美化運動に参加
春・秋に行われる市・町内クリーンアップ運動に参加する。


青少年奉仕小委員会

  ロータリークラブの地域における責務は青少年の人生活動を高めることにより、その信頼
を得ることが出来るとされている。
30才までの青少年のより良き未来のために、クラブとして地域における青少年の多様なニー
ズを支援することが、クラブ活動への理解に繋がるため、関係機関などと調整のうえ下記
の事業を計画し実施に向けて準備したい。
○青少年弓道大会  (仮称)「川西猪名川ロータリークラブ杯○○弓道大会」
日本古来の伝統・技を通して弓道の持つ心身ともに健全な人づくりの機会とする。
対象:中学生、高校生
時期:2020年3月 詳細は今後、川西弓道協会等と協議する。
また、2019〜20年度の青少年奉仕部門マニュアルには下記のプログラムが示されている。
・インターアクトプログラム(IAC):対象 中学生、高校生、または12才〜18才
・ローターアクトプログラム(RAC):対象 18才〜30才
・RYLA(ライラ):青少年指導者養成
・青少年交換:15〜19才の青少年に母国以外の国の訪問や、留学する機会の提供
・学友会:ロータリー奨学生を経験した人が組織する会
・青少年活動における危機管理新設(ロータリー章典2.120.1)
国際ロータリーは、ロータリー活動に参加するすべての青少年のために安全な環境をつ
くり、これを維持するよう努める。ロータリアン、その配偶者、その他のボランティア
は、接する児童及び青少年の安全を考え、肉体的、性的あるいは精神的虐待から身の安
全を守るため最善を尽くす責任がある。
・危機管理委員会等の体制づくり
これら、青少年の人格形成や安全管理に資すると考えられる青少年奉仕部門での様々な
プログラムは例会などで取り上げ、会員の関心を維持していきたい。

   

国際奉仕小委員会

  新しいガバナー事務所の指示によれば、国際奉仕部門には海外との交流を前提にした青少
年交換活動を含むことになっており、当クラブも同じ方向で組織を変更しています。国際奉
仕活動は自クラブ単独で海外奉仕をするのでなく、現地のrotary clubとの連携によってより
効果的な事業が可能になります。しかし当クラブは海外クラブとの接触の機会を持っていな
いので今後どうするか課題であると考えられます。RIでは従来から「平和、疾病、水、母子、
識字、経済」の六つの重点分野を設定しており、国際奉仕活動もこれに関連することが要望
されており、この課題を強調する月間を設定しています。当クラブも各月間の例会で勉強す
ることにしたいと思います。
RIの補助金を使う場合は3月に申請し、地区で承認した後7〜8月頃にRI財団が承認するこ
とになります。以前のように担当委員会がその年度内で立案・実施するものではありません。
次年度の担当委員会が9月頃には計画し、3月に申請、7月以降に補助金が始動するので、複数
年に亘る会長・幹事・担当委員会の活動が求められ、奉仕活動の継続性が必要になりこれま
での単年度運営は基本的に変更を求められます。会員組織にまで影響させるか、課題であろ
うと考えます。
RIでは人道的プログラムの道も開かれています。グローバル補助金のシステムで、六つの
重点分野の何れかに関するもので、対象国のロータリークラブとのタイアップが必要で共同
事業になります。立案し、タイアップクラブを探して、現地を訪問することが条件です。RI
で承認されなければプロジェクトは中止せざるを得ないので、地区のガバナー事務所との密
接な連携が必要です。
青少年奉仕活動のうち海外との交流、青少年の奨学金の取り扱いが、今年度から国際奉仕
活動委員会の担当になりました。日本から海外へ・海外から日本へ及び短期の海外への留学
等、種々のケースに対応する補助金が用意されています。
国際奉仕事業や留学生に関する事業について
1)「ロータリーの友」「ガバナー月信」その他から注目すべき記事を例会で紹介すること
に努めたい。
2)留学生あるいは留学経験者を卓話に招いて、常に関心を忘れないように努める。
3)クラブ単独あるいは他クラブとの共同事業に参画するための情報の入手、会員への伝
達に努めたい。



ロータリー財団小委員会

  ロータリー財団は世界のために良いことをするための基金への寄付と、財団の基金を活用
し、地域社会への奉仕に還元することにより、クラブが積極的に参加されることが望まれま
す。寄付目標額は会員1人当たり
  ロータリー財団 160ドル
  ポリオ撲滅    30ドル
です。
さらに、財団の基金を活用して当クラブとして地域奉仕活動を行うため、地域のニーズを
調査し、2021〜2022年度に行う予定の奉仕活動テーマの選択と具体的実行計画の立案、及び
ロータリー財団に提出する提案書の作成等を2020年2月頃までに行うべく努力します。


米山奨学会小委員会

 「米山記念奨学事業」は日本で学ぶ外国人留学生に奨学金を支給し、支援する国際奨学事
業です。ロータリー運動の良き理解者となる人材育成と、ロータリーの目指す平和と国際理
解の推進そのものです。世話クラブ・カウンセラー制度により、顔の見える交流を大切にし
ています。クラブ内で米山奨学会への理解を促し、
1)年間一人15,000円以上の寄付をお願い致します。
2)米山月間(10月)には学友による卓話を依頼します。
3)当クラブでカウンセリングした学友を招き、国際交流・相互理解を深めたい。


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